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百姓診断士の農楽堂

外資系企業を辞め、百姓を目指す、診断士のタマゴが書くブログ

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林 英亮

Author:林 英亮
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(代表というか今のところ私以外に従業員はいないのですが。)
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2013.04
19
Category : 農業
今回の勉強会は、小西くんの発表で、

「安ければ、それでいいのか!?」
山下 惣一

を勉強しました。

タイトルを見て、素直に「それはイカン!」と思った野菜農家の小西くんは、モノの値段が安くなるのはなぜか?どうすれば安いものに対抗できるのか?を学ぶために本書を選んだそうです。

1個65円のハンバーガー。

1杯280円の牛丼。

日本産のものに比べて桁違いに安い輸入野菜。海産物。

学生のころは確かによくお世話になりました。

でも、なぜこんなに安いのか?

海外の安い資本を使って生産している、日本では不可能なほどの大規模で生産している、安く早く成長させるための成長ホルモン剤を使用している、安い理由や企業の努力の仕方は様々です。

これらの食品は、極限まで効率的に生産され、次から次へと消費されるようにデザインされています。

それが良いのか悪いのか?

小西くんのように「イカン!」と思う人もいれば、「安く美味しいものを買えるのはありがたい」と考える人もいるでしょう。

だから、「良い」とか「悪い」という話ではないかもしれません。
(でも、地球の立場で考えればどうなんだろう?とも思いますが。)

ここで「安い」ということを考えてみました。

「安い」ということは、コストカットの努力をしている、ということです。つまり、何かしらの工程、過程がカットされているということ。

そのカットされた工程がムダなものであればいいのですが、実はカットして欲しくない、もしくはカットすべきでない工程である可能性もあります。

逆に考えると、「高い」ものには、もしかしたら必要のないムダな工程が含まれているかもしれません。

結局、適正な価格(=適正な工程)は買う人が何を求めているかによって決まるわけで、それは十人十色だったりするのだと思います。

問題は、値段を見ても、商品を見ても、いったいどんな工程で作られたものかは知ることができない、ということかもしれません。

「安ければ、それでいいのか?」

本書のタイトルに対して、多くの人は「No!」と答えるはずです。

では「高ければ、それでいいのか?」

その問いに対する答えもまた「No!」のはずです。


私が今回の勉強会で思ったことは次の3点です。

1. 
「効率よく生産、効率よく消費」することを突き詰めていくと、なんだか味気ない社会になりそう。「情熱」とか「思いやり」とか、そういう情念に価値を見いだせる社会のほうが面白いし生きやすい。

2. 
モノや情報が手におえないほど溢れている現代で、いちいち「これはどんな工程で作られたものだろう?」と考えることは不可能に近い。
そうなると「信頼」でモノを選ぶ機会は増えてくると思う。
これからは、今まで以上に「信頼」が重要になってくるのでは?

3. 
消費は「生きるため」「より良く生きるため」にする行為。
でも自分一人のためだけにする消費は少し悲しい。
「安い」モノを買うにしても「高い」モノを買うにしても、少しでも自分の家族や友人、同じ地球上に生きる動植物たちのためになる消費の方が温かい。そういう消費の仕方をしたいし、そういう消費をしてくれるモノを作りたい。

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