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百姓診断士の農楽堂

外資系企業を辞め、百姓を目指す、診断士のタマゴが書くブログ

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林 英亮

Author:林 英亮
「茶林農園」代表。
(代表というか今のところ私以外に従業員はいないのですが。)
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2013.04
08
Category : 農業
勉強会のレビューですが、まず最初に、

お食事中の方、潔癖性の方は今回のレビューは読まないことをオススメします。

意図せずに、お気分を害してしまう可能性があります。

そうでない方で、環境に興味があり、多少の遊び心を許せる寛大な心の持ち主の方はどうぞ読み進めて下さい。

もちろん勉強会の話なので内容は至って真面目です。

では、心の準備の出来た方から、どうぞ先にお進み下さい。




















では、あらためまして、勉強会のレビューです。

今回は、山岸くんの発表で、

「くう・ねる・のぐそ  ~自然に「愛」のお返しを~」
伊沢 正名

という本を勉強しました。

山岸くんは雑誌で、キノコの写真家であり「糞土師」という肩書きを持つ著者の存在を知り、「いったいどんな想いで、どんな活動をしているのだろう」という興味を持ったそうです。

本書の内容は、基本的には著者のエッセイで構成されていて、どんな幼少時代を送り、なぜ意識的に「キジうち」を行うようになったか、穴の掘り方や葉っぱ選びなどの「How to キジうち」などがおもしろおかしく記されているそうです。因みに著者はほぼ100%、毎日野外でキジうちをしているそうです。

(猟師をする人の間では野外で用をたすことを「キジうち」というそうです。しゃがんでいる格好が似ているからだとか。なので、これ以降は「キジうち」と表記します。(笑))

本書の後半では、その撃たれたキジの分解過程を撮影しながら、そこに集う動物、虫、菌類や植物などを明らかにしています。

著者はこの活動を通して、人間は自然界からの恵みである食料を食べているのだから、たとえキジになってしまっても、人間社会に取り込んだままにしておくのではなくて、きちんと自然に返して循環を守って行こう、自然の在り方や自然の摂理を知って現代人の生活を見直してみよう、というメッセージを投げかけています。

食べることには事細かに気を遣う人でも、排泄物にまではなかなか意識がいかないのではないかと思います。

ちなみに、トイレで流された汚水の行方はご存知でしょうか?

人間の一日あたりの「キジ」の量がだいたい200から300g、年間で70から100kg程になるそうです。
トイレで流される汚泥の量はこの3倍くらい。一生分で考えるとものすごい量になりますね。。。

トイレで流された後は、屎尿処理場に運ばれ、活性汚泥法という方法で分解されます。

上澄みの水分は河川に放流されます。

そして残りの汚泥は重油や天然ガスを使って焼却して、残った灰はセメントの原料として利用されているそうです。

有機物を食べてキジをうち、最後は燃やして無機物として処理しているわけです。

まぁ、人口の多い現代人が全て野外で「キジうち」を始めたら、それはそれで環境汚染などの問題が出てきそうですが、自然の恵みを感じ、それを自然に返したいという著者の自然に対する愛情は私たち現代人に欠けている大切な部分かもしれないと感じました。

私自身、農業を始めてから、自然に対する愛情というか尊敬というか畏怖というか感謝というか、そういうものを以前よりも強く感じるようになりました。

どうでしょう?

もし興味を持たれた方がいればぜひ本書を読んでヒトにも自然にも迷惑がかからない方法で「キジうち」にチャレンジしてみては?

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