RSS
Admin
Archives

百姓診断士の農楽堂

外資系企業を辞め、百姓を目指す、診断士のタマゴが書くブログ

プロフィール

林 英亮

Author:林 英亮
「茶林農園」代表。
(代表というか今のところ私以外に従業員はいないのですが。)
農業を通していろんな人を幸せにしたいと思っています。

Facebookページ始めました。
ご興味ある方、「いいね!」や「シェア」お願いします。
http://www.facebook.com/ChayashiFarm

最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブログ内検索
RSSフィード
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
Powered by fc2 blog  |  Designed by sebek
--.--
--


--:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2012.12
12
Category : 農業
今回の勉強会は、山岸くんの発表で、
「緑のループ 森林資源循環活用フォーラム記録集」
を勉強しました。

本書は三重大学生物資源学部の船岡正光教授の講演をまとめたものだそうです。

本書の内容を大雑把に一言で言うと、「木の新しいリサイクル方法」について。
(私の理解です。間違っていたら山岸くん、船岡教授、本当にすみません。)

「木のリサイクル」(木を木材ではない形でリサイクルする)というと何を思い浮かべますか?

燃やしてエネルギーとして利用する?
新聞紙やトイレットペーパーのように紙として利用する?

(百姓の私は堆肥にして利用することを思い浮かべました。)

本書で紹介されているリサイクル方法は一味違います。

木を分子レベルで分離することで、アルコールやエチレン、フェノール、ベンゼンなどの石油製品に必要な素材にすることができる!らしいのです。

エネルギーとしては、これまでも太陽光発電やバイオマス発電などいろいろなものが研究され、実用化されてきましたが、この「木のリサイクル」ではエネルギーとしてだけでなく、物質として石油に代替するものを得られる技術です。

詳しい技術内容はよくわかりませんが、どうやら物凄いことを成し遂げようとしているということは分かります。

ですが、分からないなりにも、いろいろな疑問がわいてきました。

・木をリサイクルして石油代替資源を得るためにはどのくらいの木が必要でどのくらいの設備とエネルギーが必要なのだろうか?(得られる以上の石油を使うことにはならないのだろうか?)

・石油代替資源を使うことで、石油の消費量は減るかもしれないが、CO2などの石油の消費によって生まれる物質の量が変わらないのであれば「自然に優しい」技術とは言えないのではないか?

・木から石油が作れるとなると、森林伐採のペースが上がって自然破壊に繋がるのではないか?

・同じ「分子レベルで分離」する技術を使って、既にある石油製品を分離してリサイクルすることはできないのか?

などなど。

本当に素晴らしい技術で、これが実用化されるのであればノーベル賞に値すると思うのですが、どこか心配に思う気持ちもあります。
(逆に森林伐採が進んで自然破壊に繋がるとか。)

素晴らしい技術を知る時にいつも思うことですが、素晴らしい技術には、それをきちんとコントロールてきる素晴らしい心を持った人間が必要なのだと思います。

Comment

非公開コメント

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。