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百姓診断士の農楽堂

外資系企業を辞め、百姓を目指す、診断士のタマゴが書くブログ

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林 英亮

Author:林 英亮
「茶林農園」代表。
(代表というか今のところ私以外に従業員はいないのですが。)
農業を通していろんな人を幸せにしたいと思っています。

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2012.04
06
Category : 農業
勉強会のレビューです。

酒井くんの発表で、
「天敵利用で農薬半減」 根本久 編著
という本を題材に勉強しました。

酒井くんは「減農薬に取り組みたい!」という思いで本書を選んだそうです。

「天敵」と聞いて皆さんはどんなイメージをお持ちでしょうか。

いろんな虫を食べるクモやカエル。
食物連鎖のピラミッド。
巨人と阪神。
学校の先生方はモンスターペアレントを思い浮かべたかもしれません。

農業で利用する「天敵」は、クモやカエルなどの意味の「天敵」ですが、本書で述べられるのは、「天敵農薬」と呼ばれるちょっと特別なムシたちです。

アブラムシに対するアブラバチ。
オンシツコナジラミに対するオンシツツヤコバチ。
ハダニに対するチリカブリダニ。
などなど。

ある害虫に対する特殊部隊的なムシたちで、日本ではこれらのムシたちは「天敵農薬」として利用されています。(その量は化学農薬に比べると微々たるもの。)

「天敵農薬」は「生物農薬」の一種で、生物農薬には他に微生物製材や性フェロモンなどがあります。

「天敵」は生き物ですので一般的な化学農薬を併用すると死んでしまったり、働きが悪くなったりします。
また、温度や湿度、日当たりなどの環境が合わなったり、食べ物となる害虫が極端に減ってしまえばやはり死んでしまったり、働きが悪くなったり、逃げ出したりします。

害虫がまったくいないと天敵も生きていけないので、「害虫を一斉に駆除する」というよりも「被害が出ない程度に害虫の数を管理する」という視点で考える必要があります。

また、天敵が対象とする害虫は決まっているので、その他の害虫や病気には一切効果がないことも問題となります。

さらに言うと、逃げ出した天敵がその地域の生物環境を乱さないか、という懸念もあります。(「天敵農薬」のムシたちはもともとその地域にはいない生物なので。)

とはいえ、天敵利用にはさまざまなメリットもあります。
農薬使用を減らせる、薬剤散布の作業から解放される、農薬が効かなくなった害虫にも効果がある、などなど。

茶林農園でも今年は天敵の利用を予定しています。

難しいとは思いますが、まずはやってみます。

机の前でいろいろ悩んでいても、一歩も前に進まないのではちょっと面白くないですからね。

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