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百姓診断士の農楽堂

外資系企業を辞め、百姓を目指す、診断士のタマゴが書くブログ

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林 英亮

Author:林 英亮
「茶林農園」代表。
(代表というか今のところ私以外に従業員はいないのですが。)
農業を通していろんな人を幸せにしたいと思っています。

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2013.02
16
Category : 農業
今回の勉強会は徹さんの発表で、
『細菌が世界を支配する』バクテリアは敵か?味方か?
アン・マクズラック 著
西田 美緒子 訳
を勉強しました。

因みに「細菌=バクテリア」と「ウイルス」の違いは分かりますか?

細菌を英語で言うとバクテリアです。
細菌は一つの細胞で一つの生き物です。
大腸菌とかサルモネラ菌とかブドウ球菌とか乳酸菌とか…。

これに対してウイルスは細胞ではありません。DNAやRNAとそれらを囲うタンパク質から成り立ち、自分で増えることは出来ず、生きた細胞の中に入り込んで増えるそうです。また、生物学上では非生物に分類されます。

本書では、細菌の多様性、細菌との戦いの歴史、バイオ産業、生態系と細菌、の4つの観点から細菌の世界を紹介してくれているようです。

悪いイメージが先行しがちな「細菌」ですが、実は生態系の保全にもすごく役に立っているのだとか。

地球上の人間全体の質量と細菌全体の質量を比べるとどちらが重くなるかご存知ですか?

なんと!

細菌全体の質量の方が2000倍も大きいそうです。

ちっぽけに見える(思えるですね、肉眼では見えないのだから)細菌ですが、「人間の住む世界に細菌もいる」のではなくて「細菌の住む世界に人間も住まわせてもらっている」と考えた方が正しいのかもしれません。

細菌は空気中、土壌中、水中、人間や他の動植物の中など至るところに住んでいてさまざまな働きをしています。(スプーン一杯の土には四億もの細菌たちが住んでいるとか!)

フェロモンにしても分泌物を細菌が分解することで初めて発生するものだそうです。

細菌が存在しなければ世界は回らないといっても決して過言ではありません。

私たちの目に映る世界を目に見えない細菌たちがつなぎ、形作っているのです。

細菌の話で思い出すのはアレルギーのこと。
先進国ではあまりにも清潔に気を使うため、腸内細菌の数や種類が減少してそれがアレルギーの原因になっているという話を聞きます。(1週間に1日、手を洗わない日をつくろう!と主張する科学者もいるそうです。)

本書では「細菌を排除してはいけない」と述べています。うまく共存していかないといけないのです。

全ての菌を排除しようとしても不可能なことです。(たとえある一部の細菌を排除しようとも、その外側には数えきれない程の細菌がいるから。そして仮に世界中の全ての細菌を排除すれば私たちも生きていけないから。)

細菌を排除しようとすると、そこには外部から新たに細菌が侵入し、新たな生存競争を始めます。

それまで平衡がとれていた世界を壊すことで悪い菌が爆発的に増えることもあり得ます。

これは、農薬使用によるリサージェンスに似ています。害虫を排除しようとして、その天敵をも排除してしまうことで逆に害虫が爆発的に増える現象です。

もちろん、冷蔵庫の中やジャム作りの際の瓶なように除菌が必要な場合もありますが、われわれ人間はもっと謙虚に細菌の世界を知り、共存共栄する姿勢が必要なのだと思いました。

私たちの生きているこの世界は私たちが考えられないくらいに奥深いのだと改めて考えました。
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