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百姓診断士の農楽堂

外資系企業を辞め、百姓を目指す、診断士のタマゴが書くブログ

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林 英亮

Author:林 英亮
「茶林農園」代表。
(代表というか今のところ私以外に従業員はいないのですが。)
農業を通していろんな人を幸せにしたいと思っています。

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2012.09
27
Category : 農業
勉強会のレポートです。

今回は田谷さんの発表で、
「作りすぎ」が日本農業をダメにする
川島 博之 著
という本を勉強しました。

世界中で過剰に生産される農作物の氾濫が日本農業の大きな三つの問題点、
①高齢化
②低自給率
③高コスト体質
の根本的な原因だ、というのが本書のタイトルと意味するところのようです。

まず、このことを自分なりに関係付けてみました。

世界中での食糧の作りすぎ
→低価格化(供給過多による)
→売上減少(全体的な消費量はあまり変わらないとすると低価格化により売上が減る)
→農業収入と都市部での労働収入の格差拡大
→農村の若者が都市部へ移る
→①高齢化

世界中での食糧の作りすぎ
→低価格化
→安価な畜産用飼料の輸入増大
→②低自給率

世界中での食糧の作りすぎ
→低価格化
→売上減少
→農業保護政策の強化
→③高コスト体質

もちろん他の要因も複雑に関係していると思いますが、ザクッと考えるとこんな感じでしょうか。

ただ、①高齢化に起因する農業人口の減少については筆者は肯定的な意見をお持ちのようです。
それは、農業の近代化(効率化、機械化や技術の向上)によって同じ食糧を生産するのに必要な農業人口は減少するのが普通だということのようです。(例えば江戸時代には100人の食糧を85人で生産していたのが現代では1人か2人で生産可能になっているそうです。)

では、こんなダメダメな日本農業をどう再生するかというと、畜産と園芸(野菜生産)の大規模化・低コスト化、ブランディング化が鍵だということです。

小規模で農業を始めた私にとってはかなり厳しい結論です。

ですが、あえて反論させて頂くとしたら、このロジックでは食べ物は単に生命活動を維持するための栄養と捉えているように思えてなりません。

「食べる」という行為は単に「栄養摂取」することではないと思います。
「食べる」ことは「文化」であり、「喜び」や「楽しみ」、「感謝」や「つながり」を感じることでもあると思います。
(そういうことで著者が「ブランディング化」とおっしゃっているのかもしれませんが。)

「食べる」ことが単なる「栄養摂取」であれば、時間の節約のために食事が全てサプリメントに置き換わることが合理的なように思われますが、実際にそんなことをしている方は私の周りにはいません。

農業を通じて「感動」を生み出したい。
それが私のやり方であって、そういう農業のあり方が成り立つようにもっと深く考えていきたいと思います。

私の考えは甘いかもしれませんが、実践するのは甘くない、そんなことを考えさせられた今回の勉強会でした。
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