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百姓診断士の農楽堂

外資系企業を辞め、百姓を目指す、診断士のタマゴが書くブログ

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林 英亮

Author:林 英亮
「茶林農園」代表。
(代表というか今のところ私以外に従業員はいないのですが。)
農業を通していろんな人を幸せにしたいと思っています。

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2012.06
14
Category : 農業
勉強会のレビューです。

今回は酒井くんの発表で、
「農業と経済 2009.4臨時創刊号
転換点に立つ有機農業
グローバリゼーションと推進法」
の中で、宇根豊さん(農と自然の研究所代表理事、虫見板を考案した方としても有名)が執筆した「有機農業と技術思想」という項を題材に勉強しました。

宇根さんは現代の有機農業の技術思想に一石を投じています。

有機農業とは単に減農薬や無化学肥料という技術で有機JAS等でマニュアル化するものでなく、本来的には、自然に敬意をはらって自然をよく観察し、「自然を把握する」技術思想が根本にあるべきだ、と宇根さんは説明されています。

作業効率や経済効果を重視するのではなく、仕事や心の充実、自然や生き物への情愛をより大切にしよう、と。

この哲学的ともとれる壮大な考え方に勉強会のメンバーの間では様々な意見が交わされました。

「とはいっても、作業効率や経済効果を無視することは出来ないのではないか?」
「この考えで農業をしていては山積みの作業が全然進まない!」
「家族や自分の時間や生活を犠牲にして農業を営まなければならないのか?」

とはいえ、宇根さんの考え方にはほぼ全てのメンバーが共感を示しました。

農業をしていると自然の偉大さにたびたび気付かされます。

狂暴な暴風雨を前に何も出来ない自分に気付き、作物を育てる太陽の陽射しや雨に感謝し、不意に大発生する害虫に畏れを抱き、いつの間にか害虫を減らしている天敵動物に驚かされます。

人間の力の及ばない部分が農業には存在します。
それが農業の難しさでもあり、醍醐味でもあると私は思います。

きっと私たち農家の心の奥には宇根さんの説明する技術思想が存在しているのだと思います。

酒井くんは、こういった自然や農業の素晴らしさを伝えられるように自分の知識を蓄えたい、消費者に畑を見てもらい、感動を共有したい、関心をもってもらいたい、多くの人と関わっていきたい、と勉強会を締めくくりました。

全く同感です。

私のblogやFacebookで農業に関することを発信しているのも、そういう気持ちがどこかであるためだと思います。

そのためにも、もっと自分自身が自然や環境を「掴む」ことが必要です。
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